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都城市・三股町 熱中症についてvol.1 おざき針灸整骨院|2016/07/06

こんにちは、今回は熱中症についてお話しています。今日は水分補給についてお話します。

人間の体重の約65%が水分です。その内訳は45%は細胞内に、15%は細胞間に、そして残り5%が血液中に存在しています。

水は一般に栄養素は含まれていませんが、酸素の次に重要なものであり、体内水分の10%を失うと機能障害が現れ、20%を失うと死を招きます。

体内での水の働き

  • 血液の四湯成分として、様々な成分を組織に運んだり、逆に各組織からの不要物質を体外に排出する。
  • 成分を溶解することにより、各種反応の媒体となる。
  • 電解質を溶解し、そのバランスを維持する。
  • 浸透圧の平衡を保ち、細胞の形態を保つ。
  • 発汗作用により体温を調節する。

摂取された水分は小腸、大腸より吸収され、体内で代謝され腎臓から尿として、消化管から消火液として、肺から呼気として、さらに皮膚から汗として排泄されます。

 

  • 水分補給のPOINT

汗をかくということは、体内から水分を体外へ出してしまうことです。出した水分はその分を補わなければなりません。出した水分の補給は食事や飲み物を摂る事によって補わなければなりません。1日の水分摂取量としては飲料水で800~1300ml、食べ物で1000ml、体内の代謝水で200ml合計で2000~2500mlがよいと言われています。

※ただし、水分の摂り過ぎは、腎臓に負担をかけたり、消化液が薄められて食べ物が充分に消化できないことで消化不良や下痢の原因にもなりますので、飲み過ぎにはご注意を!

  • 飲むTAIMINNGU

寝起き、就寝時、入浴後、運動前、運動中にこまめに補給。

  • どんなものを飲むのがいいのか

基本的には水やお茶がいいです。ミネラルウォーターならミネラルを補えるのでオススメ。

スポーツなどでたくさん汗をかいた時は、スポーツ飲料のような塩分や糖分が入ったものがオススメ。

  • 飲み方

のどが渇いた時に飲むのは遅いです。

のどが渇く前に200ml程度の水分をゆっくり飲むように、水分補給はこまめにしましょう。一気飲みはよくありません。