どこよりも痛みを早くとる自信があります

都城市・三股町 熱中症についてvol.3 おざき針灸整骨院|2016/08/10

今回は熱中症についてお話しています。今日は熱中症と食事についてお話します。

水分補給について

1日に2~2.5ℓは必要。食べて1ℓ、飲んで1ℓが目安量です。

具だくさんスープや味噌汁は失われた水分と栄養素を一緒に補給できるのでオススメです。

~朝ご飯をしっかり食べるようにしましょう~

熱中症は寝不足だったり、体調不良がある時に起こりやすいと言われています。ご飯や汁物などの朝ご飯をしっかりとることで身体の中に水分が入る(ご飯に含まれる水分や食べ物が消化吸収されエネルギーにかわる時に水分が生まれる)ので効果的です。

 ☆汁物の具には夏野菜を

夏の太陽をいっぱい浴びた旬の野菜はビタミンAやCやカリウムなどがたくさん含まれているので熱中症対策に効果的です。

 

夏場はどうしても暑さから食欲がなくなりそうめんなどの麺類のような食べやすいものばかり食べてしまします。そうめんなどの麺類は炭水化物です。炭水化物をエネルギーに変えるビタミンB1がないと身体は疲れます。

ビタミンB1が含まれ(モロヘイヤ、玄米、豚肉、豆腐などの大豆製品など)るものといっしょに食べるようにしましょう。

免疫力を高めてくれたり、ストレスへの抗体を作ってくれるビタミンCを積極的にとっていくこともオススメです。ビタミンCは今が旬の夏野菜に多く含まれています。しかし、ビタミンCには熱に弱いという弱点があるので生食をオススメします。

疲れの原因になる乳酸の発生を抑えるクエン酸を摂るのも効果的です。

夏の食事は特にビタミンB1,ビタミンC,クエン酸を意識しながら、他の栄養素もバランスよくとるようにしてください。

 

熱中症予防のためには塩分の補給も必要となりますが、では夏の料理の味付けは塩を多めにすればいいのでしょうか?

そうではなく、味噌、醤油、塩麹などの発酵調味料をうまく活用すると塩分も摂り過ぎず、体にも優しい料理になります。

 

次に熱中症対策にはどんな栄養をとればいいかお話します。

  • カリウム

汗をかくと塩分とカリウムを失います。カリウムは細胞内に多く含まれていて、カリウムを失うと細胞自体が脱水症状をおこします。細胞の脱水症状は熱中症になった時に重要臓器の機能障害といった重大な症状を引き起こす可能性があります。

熱中症の回復にもカリウムは大切です。日常からのカリウムの摂取で筋肉の収縮を助ける働きが強まり、熱中症にかかった時の回復力の手助けになります。

小豆、ソラマメ、バナナ、海苔などの海藻類、ほうれん草、じゃがいも、パセリ

今が旬の夏野菜にも多く含まれています

 

  • ビタミンB1

不足すると糖質を分解することができず、疲労物質(乳酸、ピリルビン酸など)がたまり疲れやすくなります。ビタミンB1が不足すると食欲不振や倦怠感、しびれ、むくみ、などの症状が現れます。豚肉には牛肉の10倍ものビタミンB1が含まれ、同時に多くのたんぱく質も摂取できるので、疲労回復、夏バテ防止にもお勧めです。

 

  • クエン酸

酸味の主成分。疲労の原因となる乳酸の発生を防ぎ、疲労回復に特に効果を発揮します。若返りのビタミン、パロチンの代謝を活性化するので老化防止にも効果があります。

梅干し、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類、もろみ酢や黒酢に含まれる。

特にレモンにはビタミンC,ポリフェノールも多く、疲労回復に役立ちます。さわやかな風味は食欲減退が進む夏にオススメです。

 

  • 抗酸化成分

紫外線のきつい夏は、体の中で活性酸素が発生しやすくなり、疲れのたまる原因になります。抗酸化成分は活性酸素から体を守ってくれる成分です。

トマト、スイカ、人参、モロヘイヤ、海老、鰯、鮭、アーモンドなどに含まれています。

スイカの抗酸化作用のあるアミノ酸、βカロテン、ビタミンCが多く、含まれる糖分はエネルギーに素早く変わるため、夏のエネルギー補給にはオススメです。

熱中症、スポーツ障害、交通事故、肩こり、腰痛等何か気になることがございましたらお気軽におざき針灸整骨院にご連絡ください。