都城市・三股町 花粉症でお困りの方vol.5|2016/04/15
今週は花粉症についてお話しています。今日は「治る」と「抑える」についてです。
花粉症の時期になると、耳鼻科さんや眼科さん、アレルギー外来のある病院は混み始めます。
しかしながら、今の病院の治療で花粉症が根本的に改善することはほとんどありません。
なぜならば「治る」と「抑える」のは、全く違うからです。
多くの病院では、花粉症の患者さんに以下のような治療をします。
・抗ヒスタミン剤
症状に対して即効性があるが、副作用で眠くなる薬。薬局でも購入できる。
・抗アレルギー薬
症状を抑えるというより、予防するための薬。基本的に医師の処方箋が必要。
・ステロイド薬
重度の症状に対して処方。副作用が強いので2週間以上など長期の服用に気をつける。体温を強烈に下げる。
。減感作療法
花粉を薄めて注射し、徐々に身体を慣らしていく療法。効果が出るまでに2~3年かかる。
・レーザー治療
鼻の粘膜をレーザーで焼く方法。目のかゆみやくしゃみにはあまり効果がなく、粘膜が再生したら当然、症状も再開する。
薬による投薬治療では、一時的に症状がラクになることがあっても、花粉症そのものが改善することはありません。
薬で、強制的に症状を抑え込むので、薬が効いて時だけ症状が緩和されラクになったように感じますが、それは症状を無理やり抑えているだけなので治まった訳ではありません。
また、花粉症に使われる薬は副作用で眠気や口の渇きがでることが多く花粉症が楽になったけど、眠気で勉強や仕事に集中できないという声も多く寄せられています。
さて、ここで先日のゴミ箱のお話を思い出してください。
花粉症は、身体の中にあるゴミ箱に「ゴミが溜まっているよ」「ゴミがあふれているよー」というサインのために起こる病気です。
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